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紙絵馬

飛騨高山の文化に紙絵馬というものがあるそうです。

飛騨高山の観光公式サイトに以下のような説明がありました。

 

以下転載

昔、農家では牛や馬の安全や、まゆがたくさんとれるように祈願して紙絵馬を高山の南西にある松倉山の松倉観音に奉納したり、直接、馬や牛をつれて安全を祈願しました。その紙絵馬を売るのが絵馬市です。「1千万両、2千万両」などといって「松倉相場(注参照)」で絵馬を売り買いします。

奉納した絵馬を家の入口の壁に貼っておくと商売が繁盛し、家族が健康になるといい、今も玄関に貼っている店や家が多くあります。

また、絵馬を貼るときは「福」が逃げないように馬の頭を家の奥に向けて玄関の壁に貼るようにしています。

絵馬市は8月9日・10日を中心に、松倉観音、素玄寺、山桜神社などで開かれます。 また、紙絵馬は岐阜県の郷土工芸品に指定されています。

注:松倉相場:紙絵馬は1,000円のものを1千万両、2,000円のものを2千万両という松倉相場で売り買いされます。

 

今は絵馬市まで出かける状況には無いので、6月にネットで購入させていただいた紙絵馬を、わが家の玄関に貼ってあります。

本来はこの時期に飛騨高山の絵馬市で紙絵馬を買い、その絵馬をもって(馬を連れてと云うそうです)、高山の市街地から4㎞ほど西の松倉山中腹にある『松倉観音堂』へむかい、『飛騨松倉山』の朱印を押してもらうそうです。

お馬さんが良いことを背負って家の中に駆け込んで来てくれるなんて、素敵ですよね。

来年は是非現地に足を運びたいです。